KLWAVE - Books | Translations | Translations View | 金王朝「御用詩人」の告白

金王朝「御用詩人」の告白 scrap

Author(s)
Jang Jin-sung장진성
Translator(s)
川村亜子川村亜子
Publisher
文藝春秋文藝春秋
Country
JAPAN
Language
Japanese(日本語)
Year Published
2013
Target User
Period

Description 작품 소개

Japanese

金正日お抱え詩人はなぜ脱北したか

金正日のお抱え詩人はなぜ脱北したか。

北朝鮮の統一戦線事業部とは、武力挑発から文化的なテロに至るまで、多様な工作を行う部署。著者は、その中の「101連絡所」に勤務していた。そこでは、メディア、小説、詩、音楽などによる、韓国や自国民の感性操作を行っていた。

文学的な才能があった著者は、すぐに金正日の心を動かす詩を書いた。やがてある日の夜中、突然電話が鳴り、カーテンで目隠しをした車や汽車、魚雷艇を乗り継ぎ、ある場所へ連れて行かれる。将軍への謁見が叶ったのだ。

「将軍様の接見者」となった著者は、金王朝を讃える歴史書「金朝実録」の編纂を命じられる。その資料を調べる過程で、以下のような秘密を知った。

1994年金日成は金正日のせいで死んだ

1997年金正日は「深化組事件」により、金日成側近の粛清を始めた

1995～98年配給制度の崩壊により、約300万人が国内で餓死した

2002年日本の小泉訪朝団は金正日の「拉致認定」と引き換えに、114億ドルの支援を提示した

その他、「つつもたせ」「現地妻の村」「妊娠工作」、赤軍派、横田めぐみさんの生死……北朝鮮の謀略の数々を本書で明かす。統一戦線事業部元幹部による初めての手記。

Reference

文藝春秋, 金王朝「御用詩人」の告白, https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163767109, accessed 28 November 2023

Author Bio 작가 소개

Jang Jin-sung장진성

金正日お抱え詩人はなぜ脱北したか金正日のお抱え詩人はなぜ脱北したか。北朝鮮の統一戦線事業部とは、武力挑発から文化的なテロに至るまで、多様な工作を行う部署。著者は、その中の「101連絡所」に勤務していた。そこでは、メディア、小説、詩、音楽などによる、韓国や自国民の感性操作を行っていた。文学的な才能があった著者は、すぐに金正日の心を動かす詩を書いた。やがてある日の夜中、突然電話が鳴り、カーテンで目隠しをした車や汽車、魚雷艇を乗り継ぎ、ある場所へ連れて行かれる。将軍への謁見が叶ったのだ。「将軍様の接見者」となった著者は、金王朝を讃える歴史書「金朝実録」の編纂を命じられる。その資料を調べる過程で、以下のような秘密を知った。 1994年金日成は金正日のせいで死んだ 1997年金正日は「深化組事件」により、金日成側近の粛清を始めた 1995～98年配給制度の崩壊により、約300万人が国内で餓死した 2002年日本の小泉訪朝団は金正日の「拉致認定」と引き換えに、114億ドルの支援を提示したその他、「つつもたせ」「現地妻の村」「妊娠工作」、赤軍派、横田めぐみさんの生死……北朝鮮の謀略の数々を本書で明かす。統一戦線事業部元幹部による初めての手記。

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