韓国で大ベストセラーとなっている恋愛小説。中国、台湾でも翻訳出版されアジア中を感動させている物語。
あたたかい性格、寛大で魅力的な男性、スンウ。通学途中に地下鉄の中で、ほのかに菊の花の香りを漂わせる女性と出会う。スンウより3歳年上のミジュは、ざっくばらんな性格で、野生の菊の花を思い起こさせる、さっぱりした女性だ。
大学4年間、ミジュはスンウを後輩としか考えなかった。ミジュは卒業後映画作りに没頭するが、思い通りに事は運ばない。ミジュだけを見つめつづけていたスンウは、卒業後、放送局のPDとして働くことになる。
ずっとミジュを思いつづけていたスンウは、スランプ状態のミジュと運命的に再会し、想いを伝える。スンウの気持ちが初めてわかったミジュは、大学時代の思い出がつまった海辺でスンウの気持ちを受け止める。二人はお互いのことを真剣に考えなかった過去を清算するかのように、深く愛し合うようになるが……。
Reference: PHP研究 . "菊花の香り", https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-62669-7. accessed 13 November 2023.
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